2023.04.04 テスト
🐻「あらいぐまのマスク」🐻
先日、武蔵浦和校と西日暮里校で、青山学院大学系属浦和ルーテル学院小学校プレそっくりテストを行いました。埼玉県の私立小学校入試まであと半年となり、浦和ルーテル学院小学校は、その中でも、都内からの出願が年々増えている注目校です。西日暮里校も会場校となりました。
「プレ」テストといっても、ペーパー、巧緻性、体操、行動観察と、本番さながらの充実したテスト内容を体験していただきました。
その中で、特筆すべきことは、巧緻性のテストです。
お手本を見ながら、与えられた材料を子どもが自分自身で手順を考えて完成させるところに大きな特徴があります。テスターからの作業手順の指示はないのです。
プレそっくりテストでは「あらいぐまのマスク」を作りました。
出来上がりのお手本です↓
材料です↓
今回は、まだ春期講習前ということを考慮して、簡単に作業手順の例を話しました。
折り紙で目、鼻、口を作り、本物のマスクのように、山折り、谷折りとプリーツもあります。耳にかけるひもは、蝶結びとコマ結びになっています。
お手本を見たとき、少々難しいかな?と心配しましたが、
一生懸命取り組む様子が多く見られ、お子様のがんばる力、やり遂げようとする力に感心させられました。
誰も「できない」「わからない」って言わなかったのです。
本当にえらかったです。
もしかしたら、同じ課題を家庭で行っていたら、すぐに助けを求める姿があったかもしれません。
しかし、今日は、みんな一人でがんばってやっている、じゃあ、もう少しがんばってみるか、、、そうやって何度も何度もチャレンジしていくうちに、
とうとう・・・できた~!
…お手本のあらいぐまさんが、あんまり可愛かったので、がんばれたのかもしれませんね!
だって、出来上がった自分のマスクをそうっと顔に着けようとしている子がいたんですよ。思わず顔がほころびました。
作問の先生に、どうして「あらいぐまのマスク」を思いついたのか?
こっそり尋ねてみると・・・こんな回答が返ってきました。
「ルーテル学院のスクールカラー(ルーテル・ブラウン)で
身近なもの、
そして子どもたちが喜ぶもの」
いつも子どもたちと向き合っている先生だからこその着想だったのだと
知り、「桐杏学園は、どこの校舎もアットホームな雰囲気でいいですよね」
と、以前、通っていたお母様から言われたことを思い出しました。
浦和ルーテル学院小学校入試では2023年度入試では、バッグ制作が出題されました。
↑ 材料 ↑ 出来上がり
手順説明はなく、配布された仕上がり見本を見ながら作成する。というものです。
このように、ルーテル学院の巧緻性のテストは、他校とは異なり、お手本を見ながら、与えられた材料を子どもが自分自身で手順を考えて完成させるところに大きな特徴があります。テスターからの作業手順の指示はないのです。
また、単に作品の仕上がりだけを見ているのではなく、作業の様子や過程を見ていらっしゃるので、ある意味、行動観察のテストと言えるでしょう。道具の扱い、片づけ、机上の整理整頓などにも注意したいですね。
7月のそっくりテストでは、どんな巧緻性テストになるのでしょうか。
浦和ルーテル学院小学校の校舎をお借りして本番さながらに行います。
今から楽しみですね。