2023.12.13 授業
短い短い秋が終わって、あっという間に12月。朝晩の冷え込みも深くなり、いよいよ冬の到来です。
あちこちのショッピングモールから流れて来る♪クリスマスソング♪に胸躍らせると共に
2023年卯年の終わりを告げる年末に、名残惜しさも感じております。
みなさま、お元気でいらっしゃいますか。
草加校からは今秋終わったばかりの受験を経験された先輩お父母様から、これから入試を目指されるお父母様へ
お手紙をいただきましたので(お許しを得て)一部抜粋いたしましてお届けいたします。
お子様の1日(「おはよう」から「おやすみなさい」まで)の中の様々な場面に、
少しでもお役に立てれば幸いです。
*☆。・**☆。・**☆。・**☆。・**☆。・**☆。・**☆。・**☆。・**☆。・**☆。・**☆。・**☆。・**☆。・**☆。・*
『お子さまの受験を考えスタートされる時期は、そのお子さまにより、またご家庭のお考えによりさまざまだと思いますし、
「いつからでなければ・・」という決まりはないような気がいたします。ただ、娘は3月生まれ(早生まれ)でしたので、
少しでも早く集団の中で、多くのお友だちと接してほしいと思い、年少さんの秋(新年中さんスタート11月)から、
幼児教室にお世話になることにいたしました。ゆっくり、じっくり、丁寧に進みたかった娘にとっては、少なくとも2年間は必要でした。
学習に関しては、お教室の総合コースを受講しました。毎回ペーパー、指示行動、運動、行動観察、絵画制作(巧緻性)などがバランスよく
組み込まれておりましたので、娘は3時間近い授業も飽きずに取り組めたようでした。自宅では、授業の復習とお教室からいただいた
「復習プリント」を折を見て少しずつ、丁寧にトライいたしました。
志望校は、自宅から無理なく通学できる範囲が望ましいと考え、なにより娘の適性や将来の希望をもとに、学校の教育理念や特色、
校風なども検討いたしました。また、学校の指導方針と家庭の教育方針が一致しているかどうかは、最も大切に考えました。
そして、学校の説明会や体験会、その他のイベントには、主人にも協力してもらい、できる限り参加いたしました。
このことは、学校をより深く理解するうえで大変良かったと思っております。その時の感想や、心に残ったこと、
生徒さんや先生たちのご様子などもノートに記しておきました(「お父さんノート」、「お母さんノート」を作りましょう。
と幼児教室の先生からも勧められました)。このことは、願書を書く上で、また面接時に大変助かりました。
小学校受験を目指すことを決めてから、家族でまず実行したことは、季節をできるだけ味わいながら、
普段の、日常の、当たり前の家族の日々の生活を大切にしたことでした。
子どもと一緒にお買い物に出かけ、その時季のお花や食材を手にしたり、一緒にお料理したり
(といっても、混ぜたり、詰めたり、並べたりと簡単なお手伝いですが)、ゴミを一緒に分別したり、
家族のコミュニケーションもたくさん取るように心掛け、何でも話し合える環境作りをしました
(でも、大切なことは、無理や不自然な事は禁物。できる範囲でよいと思います)。
仕事で忙しい主人は、娘にお手紙(メモのような短い言葉ですが「今日は遠足だね。楽しんでおいで」
とか「ご飯はしっかり食べようね」とか「風邪をひかないように、お外に出かけるときは、
マスクしようね」など)を書いて朝、置いて行ってくれました。
また、夜、帰宅が遅く、娘に会えないときは、娘の寝る時間を見計らって「おやすみ」の電話を1本入れてくれる
など、主人なりの努力をしてくれました。とても感謝しております。
娘には、「自分の事はできるだけ自分でしましょう」そして「誰かのお役に立てることを進んでしてみましょう」と話し、
それを目標に日々を過ごしました。
お陰様で、幼稚園に行くときの身支度や、お夕食前のテーブル拭き、お箸並べ(もちろん完璧ではありませんが)も進んでやるようになり、
お友達のお誕生日プレゼントのリボンも(私に教わりながらではありましたが)自分で結んで手渡しておりました。
こういった経験からは、できたときの達成感や人の役に立つことの嬉しさと共に、自分自身も幸せを感じるようでした。
娘が、昨日より今日、今日より明日と少しずつお姉さんになっていく様子を見ることができたことは、何物にも替え難い経験でした。』
*☆。・**☆。・**☆。・**☆。・**☆。・**☆。・**☆。・**☆。・**☆。・**☆。・**☆。・**☆。・**☆。・**☆。・*
小学校受験は、お子さまが成長し、ご家族が今まで以上に一つになる良い機会なのではないでしょうか。心からそう思いました。