2024.06.15 授業
毎年5月、桐杏学園では、年長・年中対象に、体力テストを行っています。
種目は、立ち幅跳び、片足立ち、両足連続跳び越し、ケンケン跳び、縄跳び、まりつき。この5種目を授業の体操として、5月度は取り組みます。授業時間内の練習だけでは、足りないため、ご家庭でも練習していただくようご協力いただいております。なぜなら、幼児にとって体操は、自分が努力した結果を1番実感しやすく、達成感を味わえる大切な課題だからです。「できない」弱さを「できる」強さに変え、自信をつけることができる絶好のチャンスなのです。
西日暮里校では、5月最後の日曜日に、年長・年中合同で全種目の記録を測ることを恒例行事にしております。
この日の教室は、体力テスト会場に仕様を変えて、子どもたちを迎え入れます。
まず始めに全員が揃ったところで、今日の流れの説明です。🟥🟦🟨3つの教室を回ること、部屋を移動するときにはボードを持って行くこと、記録用紙を挟んだボードは「よろしくお願いします」と向きを変えてから担当の先生に渡すこと、終わったら🟥🟦🟨にチェックしてもらうことなど、年中さんにもわかりやすく説明をします。
よい記録が出るよう力一杯がんばりましょう!
年長さんは、年中さんのお手本になってくださいね。
(一人一人の評価表には、全教室を回ったかを確認するチェックシートが付いています)
敏捷性を測る種目です。
50cm間隔に10個の積み木が置いてあり、両足を揃えてつけ、積み木をひとつずつ正確に速く連続して跳び越します。
先生から「慌てなくていいからね。足くっつけてやろうね。」と最終確認。
みんなが見守ります。
成功しました。
マットの周りを片足跳びで、疲れてケンケンができなくなるまで跳び続けます。筋持久力を測る種目です。
「ガンバレ、ガンバレ」
みんなの声援が力となり、記錄が伸びました。
靴下を脱ぎ、裸足で行います。バランスを測る種目です。
先生は、ストップウォッチを片手に時間を計ります。
「1,2,3,4,5,6, ………,」
「、、、、、13,14,15」グラグラしたら、おしまい。
その場に座って待ち、がんばっている友達を見守ります。
今日の最高は85秒でした。
腕振りの反動を使い、タイミングを取って踏み切ることが大切です。
瞬発力を測る種目です。
「どのくらい跳べたかな」
印のところに立ち、この白い円の中から出ないようにつきます。協応性を測る種目です。
「1.2.3.4.5.6.7.8.9.10,,,,,,,.」
気づいたらあっという間に100を超えていました。
自分の身長に合わせて選べるように準備。
自分はどの長さが跳びやすいか、すでに授業の練習時間で把握しています。
今日は、連続して何回跳べるかな。縄跳びも協応性を測る種目です。
新記録達成、いつもよりたくさん跳べました。
全種目、全員終了。あっという間に終了時刻になりました。
記録も大切ですが、名前を呼ばれたらすぐ準備すること、順番を守ること、静かに待つこと、友達がやっている様子を見ること、友達を励まし応援すること、友達のがんばっている様子をみること、も大切です。短い時間でしたが、集団行動のよい経験ができたと思います。
ご参加いただいた皆様、朝早くからありがとうございました。