2024.08.29 授業
お子様が伸び悩んでいるなと感じるとき、お子様にひと回り成長していただこうと思うとき、行動観察講座の受講をおススメしております。
ペーパーと違い〇や✖で評価されないため、お子様も伸びやかに授業を受けることができ「楽しかった!」と笑顔で終えることができます。グループ活動では、楽しみながら友達と協調して遊ぶことを様々なテーマで学びます。
絵画制作では、作品を持ち帰ることができ、達成感、満足感が得られます。体操では、先生に声掛けをたくさんしていただけることで自己肯定感を得られます。
年中さん夏期講習の3日間の行動観察講座では、
絵画制作と体操で専門講師による授業がありました。
初めて絵画専門講師・坂先生の授業を受けました。
今回は、浴衣を着て花火を見ている絵と海の生き物の絵でした。
顔を描く〇の大きさから、イルカや魚の体をどんな形で描くかなど
ひとつひとつわかりやすく板書して丁寧に教えてもらえます。
だから初めてでも「まねっこ」ができれば大丈夫。
季節感も学べますね。
夏期講習本科で季節を学習した後だったので、復習になりました。
制作は、ペットボトルの魚作り。
「おうちから持ってきたペットボトルがどうやって魚になるのかな」
紙皿、折り紙、モール、両面テープなど、いろいろな材料を使い、
坂先生の説明通り作っていくとキレイな魚が完成しました。
「難しい~」「両面テープはがせないよ-」「先生、やって~」
色々な声が聞こえましたが、最後までがんばってよかったですね!
「今は、見て聞くとき」「次は、自分でやるとき」その切り替える力も
絵画教室を通して身につけていくことができます。
この日は最後に、自分たちが作ったペットボトルの魚で、魚釣りゲームをして遊びました。
簡単なルールをみんなが守れるようになって、自分の魚を釣ったり、お友達に釣ってもらったり、互いに協力したり譲り合ったりして、楽しく活動できました。
Base(運動教室)の先生に教えていただきました。
最初に、子どもたちへ3つの約束がありました。
①よく聞く ②よく見る ③待つ姿勢に気を付ける
本番の考査では、運動能力の高さより取り組む姿勢を見られます。
そのため、桐杏学園で行う体操のテストでは、必ず態度点が含まれます。
「指示通りに動いているか」「一生懸命行っているか」
「待つ態度はどうか」「友達の様子を見ているか」などです。
今回の授業では、
グーパージャンプ、ケンパー、スキップなどの跳躍運動、
うさぎ跳び、熊歩き、ワニ歩き、クモ歩き、などの動物歩き、
平均台、跳び箱、マット、ボールで的当てなどの体操用具を使った運動
も行いました。
最後は、いくつかの種目をつなげてサーキットで、まとめをします。
「跳び箱のよじ登り降り→平均台を前向きで歩く→ケンケンパー→ポーズ」
など。
みんなが見ている前で一人ひとり行い、
毎回、スタート、ゴールの場所の指示が先生からあります。
みんなの前に出て行うことで、消極的だった子も
積極的になっていきます。
あっという間の1時間でした。
授業後、Baseの先生から保護者様へ
こんなお話がありました。
「学校生活が始まると『指示行動ができること』が求められます。
『聞いたことを記憶して動作に移す』
この授業ではこのことを、基礎Baseとして積み重ねていきます。
運動を通して指示行動の力をつけていきます。
家庭生活の中でも日々の積み重ねを大切にしてほしいです」
受験準備をしていると、どうしてもペーパーに重きをおいてしまいがちですが、
そればかりでは、お子様をうまく伸ばすことができず、壁にぶつかってしまうことがあります。
時には、ペーパーから離れてみましょう。絵画や体操を通して、お子様の元気、やる気、根気を育てることが、お子様の心と体を成長させます。
強い心と体がペーパー力のアップにも繋がります。
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桐杏学園では、講習時以外にも専門講師によるレッスンを実施しています。
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