2024.09.14
埼玉、神奈川、茨城の私立小学校では、出願が終わり、まもなく面接試験が始まります(一部すでに終了している学校もあります)。
本番前に、今一度、小学校受験における面接試験の重要性について確認しておきましょう。
提出した書類だけではわからないこと、例えば家庭の雰囲気、性格など、実際にお会いして確認することが目的です。
学校の教育方針や校風、宗教のことに関してどの程度理解しているかを知り、入学後に問題が起きないようにしっかり確認をしておきたいのです。
年齢相応のしつけを行ってきているか、受け答えの言葉遣いや態度から垣間見える家庭での様子を知りたいのです。
初めての対面ですから、外見で判断されます。まず、服装がきちんとしていて第一印象が良いかどうかがポイントです。親子とも清潔な感じを与えるかどうか、十分な配慮がされているかどうかが大切です。
相手に良い感じを与えることがポイントです。
①入退室の挨拶は3人心を合わせて
②質問に対する応答は適切な音声で、ハキハキと明確に
③ポイントをしっかりつかんで要領よく話す
④表情は明るく
⑤落ち着いた物腰で
質問の意図をしっかりと聞き取り、要点をまとめて簡潔に話すことが大切です。
志望理由、家庭の教育方針、お子様の長所・短所など、ご両親でよく話し合い、どちらが質問されても答えられるようにしておきましょう。特に自分の家庭にしかないことをエピソードとして織り交ぜながら話すと説得力が増します。
併願者が多い学校では「なぜ本校を志望したのか」を深く質問されるケースも多くなってきました。「この学校で学ばせるのがお子様とご家庭にとって最良の選択」という志望理由を固め直しておきましょう。
昨今の交通事情を考えれば、電車で出かけることが賢明です。
時間に余裕を持って出かけることができれば、身だしなみを整える時間もでき、心に落ち着きも出てきます。両親の心の余裕にも(動揺にも)お子様は敏感です。
学校の門をくぐったら、試験は始まっていると意識しましょう。子どもが緊張しすぎる態度は避けた方がよいですが、親子とも学校内では、常にきちんとした態度を取ることが大切です。
最近では、面接当日にアンケート記入する学校もあります。事前に準備しておきましょう。
平常と同じ気持ちで伸びやかに面接を受けられるように配慮することが最も大切です。お子様には、むやみに緊張することは言わないようにして、朝、気持ちよく出かけることができるように朝食の準備、持ち物の点検など十分に気を配ってください。
東京都の小学校は、10月上旬から面接試験が始まるので、まだ時間に余裕があります。
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