市進教育グループ 桐杏学園

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【リレーコラム】春夏秋冬をじっくり味わってみませんか?

2024.12.20 授業

こんにちは。桐杏学園草加校です。

お教室は、東武スカイツリーラインの草加駅東口のすぐ近くにあり、埼玉県内、東京都内、千葉県、茨城県の私立小学校を受験されるご家庭の方々が

多く通ってくださっています。

草加校スタート時にお教室にお通いだったお子さまは、もう今では立派な大人(お父様、お母様)になられて、その又お子さま方がお教室に通って

来てくださっています。

長年に亘り、桐杏学園草加校を愛して通ってくださり、本当にありがとうございます。

今年の入試も無事に終わり、たくさんの喜びの声を聞くことが出来ました。

どのご家庭の方々も入試をきっかけに、家族の会話、コミュニケーションをたくさん取られたようでした。

お子さまたちは、日々の学習だけでなく、よく遊び、よくお手伝いをして、その遊びやお手伝いの中から学びや、気付きを得られたご様子でした。


入試前の講習時、お教室でお手伝いの話しをしていたときのことを思い出しました。
「ぼくのお手伝いはね、朝起きたら(日めくり)カレンダーをめくることなんだ。

それで、必ず大きな声で『今日は、○月○日○曜日で~す』って言って、みんなに知らせる係なんだよ」

カレンダー カラー001.png

と誇らしげに語ってくれた男の子がおりました。

確かにこの男の子は、日にちを「ついたち、ふつか、みっか、よっか、いつか、むいか、なのか、ようか、ここのか、とおか」

と迷わず正しく言えて、一週間が七日(なのか)あって、月曜日から日曜日の順番がどのようになっているかも理解し、

きのう、きょう、あした、あさって、おととい、という言葉も上手に使いこなしていたことを記憶しております。

「日めくりカレンダー」のお手伝いを通して自然に身に付いたのでしょうね。恐るべし「お手伝い!」



そしてもう一つ、日々の生活を大切にすることの中で「日本の四季」を家族で夢中になって味わってみることの素晴らしさです。
今年は、長い猛暑のせいで、秋が本当に短かったですね。

短い期間ではありましたが、秋を感じていただきたいと思い、お教室の玄関入口にモミジやコスモス、キク、クリやブドウなどのオーナメントを飾りました。

もちろん本物に勝るものはなく、子どもたちの多くは家族やお友達と山や湖に紅葉狩りにお出かけしたり、近くの公園や畑で、秋055.PNG

おイモ掘りやクリ拾いをしておいしく食べたことをお教室で話してくれました。

目や耳や口、全身でこの短かった秋を満喫したようでした。

お教室で季節ごとにお渡ししている「草花のぬりえ」があるのですが、それも間接的ではありますが、

季節を感じることに貢献できているようです。

「うちでは、リビングや子ども部屋やトイレに貼って眺めているんですよ。

コマーシャルと同じで、毎日目にしていると、覚えるものなんですねぇ」

という言葉は嬉しかったです。

子どもたちが、図鑑や実物を参考にして自分で色付けした(ひと手間かけた)草花のぬりえは、きっと記憶に残ると思います。


そうこうしているうちにもう12月。冬が来てしまいました。
年少さん、年中さんは、新年中さん、新年長さんとしてスタートしております。

子どもたちの大好きなクリスマスシーズン到来でもあります。

お教室のスタッフもなんだかウキウキした気持ちで、受付入口のクリスマスオーナメントの飾り付けをしております。

先日、子どもたちと「『クリスマス』って言うと?」の連想ゲームをやってみました。サンタ(カラー).jpg

すると「星」「天使」「サンタクロース」「ウオッホッホォ~」「トナカイ」「えんとつ」「キャンドル」

「クリスマスケーキ」「クリスマスツリー」「クリスマスカード」「クリスマスプレゼント」

「クリスマスリース」「パーティー」「教会」「讃美歌」「キリストさま」「ポインセチア」「シクラメン」

「ケンタッキーフライドチキン」???・・・・など、少々あやしいものもありましたが、次から次へと

びっくりするほど出てきました。

それほど「クリスマス」は子どもたちにとって心躍る行事なんですね。


クリスマスが終わると年の瀬、大掃除、そしてお正月です。

また「『お正月』って言うと?」との連想ゲームを新年長さんでやってみようと思います。

「クリスマス」と同じくらい淀みなく次から次へと言葉が出て来るかしら?と少々心配です。

昨年は「お年玉!」という言葉が、いの一番に出てきたことを記憶しております。

ほかには「かどまつ」「かがみもち」「みかん」「こたつ」「年賀状」「お餅つき」「お雑煮」「おせち料理」「おじいちゃんおばあちゃんち(家)」

「初もうで」「しめ飾り」「破魔矢」「初日の出」「だるま」「お守り」「おみくじ」「獅子舞」「たこあげ」「こままわし」「羽根つき」「すごろく」

「福笑い」「かるたとり」「かきぞめ」百人一首」「ふくじゅそう」・・・・・・思いのほかたくさん出てきました。

これらは、今年の一月、お正月明けに年長さん(新小学一年生)から出た言葉でした。実際に見たり聞いたり、やってみたり味わったりしたことが

そのまま言葉になって出てきたのでしょうね。

私たちの住んでいる日本のお正月。なんと趣のある行事でしょう。

昔から受け継がれてきた習わしや、お父さまお母さまがお小さいころ、そのまたご両親から教わった習慣や出来事が、お子さまたちにどんな形でもよいので

伝わっていくと良いですね。


来たる2025年は巳年。

聞くところによると、十二支の「巳」は植物に種子が出来始める時期と考えられて「草木の成長が極限に達して、次の生命が作られ始めるとき」と

解釈されているようです。

そして蛇は、脱皮することから、古きものをよく知り吟味したうえで、脱ぎ捨てられるものは、潔く脱ぎ捨て、へび.pngのサムネイル画像

そこから新しく生まれ変わる「復活と再生」に結びつくとも言われているようです。
2025年は、何か新しいことが生まれ、育っていく、とっても良い予感がいたします。

みなさまにとって、2025年が素晴らしい年になりますよう心よりお祈り申し上げます。

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